雨の深夜の廃パブ。だれも動きたがらない時、だれも行きたがらないところにいく。
フィリペがインした国の娘が集う店。歌って踊って同伴。
閉店。サヨナラパーティ。帰った者、残った者、去った者、いなくなった者。逃げた者。
シックな客席。酒を飲みながら南国娘を眺める文化。店によっては北国娘を眺める。
ショーの時間割。南国娘は接客をしなかった。ただ歌って踊った。でも同伴はした。
ローマ字歌詞カード。漢字というハードル。多くの外国人があきらめる難関。
マキ、ローズ、エンジェルと、その他ご覧の皆様でお送りいたしました。
ジェーン、アリサ、マリー、クリス。pcfx的にはアリサちゃんを指名。
客がよく歌う曲の番号のアンチョコ。メイン客層は40代後半〜50代前半くらいか。
このオプションをつけると、愚かな者だけがレベルアップを認めてくれる。
カレー¥450。安い。店内では限られた軽食しか作らないため、出前が取れる。
南国娘の巣。大抵は詰め込まれる。そして仕送りする。家族は最初に冷蔵庫を買う。
誰が集めたか、ローズ一色。薄幸で薬中っぽい顔のローズ。ローズかわいいよローズ。
フィリピーナ集う所に必ずある落書き。多くは日付と名前と一言メッセ。ガムバッテ。
・・・・・おねがいしますよ、ほんとうに。
オーナー部屋。三角屋根でちょっと窮屈。家族で住んでいたらしい。
奥さんの日本語勉強帳。忍法帖じゃなくてよかった。
「いいえ、彼は非常にしばしば映画を見ます。」そんな日本語を英語の時間に習った。
「砂肝」「尾骨」「第四胃腸」「背ビレ」「発光器」はこれらの部分にある。
「朝っぱら」「昼下がり」「黄昏時」「追う魔が時」「丑三つ時」さえ覚えれば事足りる。
同伴出勤の豪華サービス。「でもお高いんでしょう?」
イデのゲージが変わるとき、波動ガンが叫んで人はスターチャイルドになるというお話。
およそフィリピンと似合わない異物。しかもマニアックな7。相当ハマったと思われる。
家族の写真が痛々しくて、モザイクなしでは見られない。
やはり末期の経営は大変だったことが伺える。
親子水入らず。だが風呂に水は必要。ウォータープロブレム。アクエリアスアンビバレンツ。
夫婦共に、日本人でも同国人でもない家庭料理は興味をそそる。
急で狭くて暗くて不気味な階段。アビスの名に賭けて降りたくない。
最上階は屋根裏部屋。しかしよく見ると、更に屋根裏がある。まさに天井知らず。
別棟にはまたまた寮が。マニアックマンション。
二段ベッド。寝るのは昼。踊るのは夜。
花の命は短いが、花のアンドロイドは咲き続ける。機械の花は夜に咲く。
歌と酒と、踊りと性愛の夢が渦巻く夢幻の廃屋。確かなのは愛だけだったのか。
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