70年代閉鎖説を裏付けるパンフレット。
カラー刷りとしては最後に作られたパンフレットらしいのだが
このメイクは70年代中盤頃に流行したもの。
パンフレットを広げてみると、このセンス、このツナギ。まさにハリケーンハニーさ。
リフト代が7回で¥500。この価格も70年代物価。
駐車場も安い。
宿泊代金一泊二食付きで¥1700。鼻血が出るほど安い。
最近再開発の噂がある古えのスキー場。駐車場はなんと5000台収容。
宿泊施設は周辺民宿を含め、なんと3000人対応。
ここへの山道を考えると、5000台も車が通るとは思えない悪路なのだが。
ゲレンデ。今ではワラビが生えて山菜グルメスポット。
錆び錆びのリフト。おいしい奴は乗れない、落ちる、降りれない。
スキーそのものよりも、リフトに乗っている時のほうがpcfxは好きだった。下りも乗りたい。
スキー場に必ずある、惑星強襲揚陸宇宙艇。着地したら軍曹が「Move!Move!」と怒鳴る。
リフトの管理小屋。何の罪もない若人を極寒の山頂へ送り込んだ。
係員は無表情のまま、無言でスイッチを押した。時折ニヤリを笑った。
送迎バスはマイクロバス。60年代日産のエコー。あの山道ではこれが限界。
ロッヂ。ロッジではなくロッヂ。運良く雪山を下山できた猛者が収容される。
フロントは二階。一階は食堂や宿泊部屋など。
一階の入り口。リフト券一回¥80円。1ドル=360円固定相場時代の物価。
一階の廊下。靴が多数散乱している。
従業員の部屋。リゾートバイト。、雪山監禁労働。
この部屋にパンフや券が詰め込まれていた。
客室。一人一泊二食つき¥1700。今の資金力のままこの時代で遊びたい。
団体さん部屋のようだ。スキー合宿。雪山滑落体験合宿。必要なのか。
部屋はやたらにある。宿泊天国。ギンギンギラギラパラダイス。
一階の小食堂。
二階の大食堂。さすがにでかい。
大食堂のカウンター。飢えた兵士が配給を待つ。中ではどんどん米を炊く。
カレー¥350。宿泊料金に比べて高い気がする。当時のボッタクリ料金かもしれない。
大規模洗面所。風呂はものすごくショボイが、トイレは大きい。
トイレも大きい。人間ができる数少ない生産行動を排泄とよぶ。
女子用は回転率がわるい。有料トイレだと売り上げが上がらない。赤字便所経済論。
この階段を上がってくるとフロント。
最初に階段を上がらせる施設の廃墟をたくさん見てきた。ここも例外ではない。
二階はガラス張りだったのか、大量の割れガラスが散乱して危険。
取り外されたリストシートが保管。シングルもペアも保管。
子供が落書きしたあと、蹴破られた。
花子さんとかちびまる子が好きだったらしい。あれ?このタッチは子供じゃないぞ・・・・・
いい大人が書いたモチーフがちびまる子。落書きDQNの平均IQは60程度。
やはりここも厨房はピカピカ。
大火力ガスレンジ。電子レンジや小林稔侍よりもハイカロリー。
外の階段が、信じられない方向へ捻じ曲げられている。ちなみに三階はない。
階段がどうしてこうなったのか不思議だ。
またこっから山道歩いて戻るのか・・・TELにおんぶしてもらおう。
|