物件名 OGスキー場
探索日 2009年6月
廃墟開始 1970年代後説と1980年代説がある
分類 娯楽施設
規模


70年代閉鎖説を裏付けるパンフレット。



カラー刷りとしては最後に作られたパンフレットらしいのだが



このメイクは70年代中盤頃に流行したもの。



パンフレットを広げてみると、このセンス、このツナギ。まさにハリケーンハニーさ。



リフト代が7回で¥500。この価格も70年代物価。



駐車場も安い。



宿泊代金一泊二食付きで¥1700。鼻血が出るほど安い。







ーおわりー






























おまけ




最近再開発の噂がある古えのスキー場。駐車場はなんと5000台収容。



宿泊施設は周辺民宿を含め、なんと3000人対応。



ここへの山道を考えると、5000台も車が通るとは思えない悪路なのだが。



ゲレンデ。今ではワラビが生えて山菜グルメスポット。



錆び錆びのリフト。おいしい奴は乗れない、落ちる、降りれない。



スキーそのものよりも、リフトに乗っている時のほうがpcfxは好きだった。下りも乗りたい。



スキー場に必ずある、惑星強襲揚陸宇宙艇。着地したら軍曹が「Move!Move!」と怒鳴る。



リフトの管理小屋。何の罪もない若人を極寒の山頂へ送り込んだ。



係員は無表情のまま、無言でスイッチを押した。時折ニヤリを笑った。



送迎バスはマイクロバス。60年代日産のエコー。あの山道ではこれが限界。



ロッヂ。ロッジではなくロッヂ。運良く雪山を下山できた猛者が収容される。



フロントは二階。一階は食堂や宿泊部屋など。



一階の入り口。リフト券一回¥80円。1ドル=360円固定相場時代の物価。



一階の廊下。靴が多数散乱している。



従業員の部屋。リゾートバイト。、雪山監禁労働。



この部屋にパンフや券が詰め込まれていた。



客室。一人一泊二食つき¥1700。今の資金力のままこの時代で遊びたい。



団体さん部屋のようだ。スキー合宿。雪山滑落体験合宿。必要なのか。



部屋はやたらにある。宿泊天国。ギンギンギラギラパラダイス。



一階の小食堂。



二階の大食堂。さすがにでかい。



大食堂のカウンター。飢えた兵士が配給を待つ。中ではどんどん米を炊く。



カレー¥350。宿泊料金に比べて高い気がする。当時のボッタクリ料金かもしれない。



大規模洗面所。風呂はものすごくショボイが、トイレは大きい。



トイレも大きい。人間ができる数少ない生産行動を排泄とよぶ。



女子用は回転率がわるい。有料トイレだと売り上げが上がらない。赤字便所経済論。



この階段を上がってくるとフロント。



最初に階段を上がらせる施設の廃墟をたくさん見てきた。ここも例外ではない。



二階はガラス張りだったのか、大量の割れガラスが散乱して危険。



取り外されたリストシートが保管。シングルもペアも保管。



子供が落書きしたあと、蹴破られた。



花子さんとかちびまる子が好きだったらしい。あれ?このタッチは子供じゃないぞ・・・・・



いい大人が書いたモチーフがちびまる子。落書きDQNの平均IQは60程度。



やはりここも厨房はピカピカ。



大火力ガスレンジ。電子レンジや小林稔侍よりもハイカロリー。


外の階段が、信じられない方向へ捻じ曲げられている。ちなみに三階はない。



階段がどうしてこうなったのか不思議だ。



またこっから山道歩いて戻るのか・・・TELにおんぶしてもらおう。




TELコメント

山間の町のそのまた山奥に鎮座するスキー場跡です。
スキー自体が主に山で行うモノなので当たり前と言えばその通りですが…

現役当時、シーズン中の積雪の中を本当に人が来れるのか?と、疑問に思う様な道程
でした。
5,000台収容の大駐車場完備ですが、はたして現役時代に駐車場は埋まった事はあった
のでしょうか?

ロマンスの神様はもちろん、微妙に『私をスキーにつれてって』以前の様な感じが時代の
流れを感じます。





pcfxコメント


一回目、近くまできたが道が封鎖。
二回目、ようやく場所を特定して来たものの、車は入れない。車を置いて山道を歩く。
歩き疲れてきたころ、ようやく物件が見えてきた。見えたけど、そっからまだ歩く。

空は今にも泣き出しそうな曇天。

唯一の見所はパンフレットのハリケーンハニーお姉さん。

そんな午後。帰りも延々歩いた。




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